AdSense コード 部下との信頼関係、コミュニケーション | ちかみちのブログ
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部下と上手くコミュニケーションをとるには 仕事効率化、信頼関係構築、団結力を高める

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サラリーマン

どーもどーも!ちかみちです。

今回は私の経験をもとにどうすれば部下といい関係を築き業務を円滑に進めていけるかを解説します。

と、偉そうに言えるほど私も立派な人間では無く、どちらかと言うと40歳までは散々失敗しそれにより一体何人の部下が辞めていったことか・・・。というより辞めさせたと言っても過言ではないほど激しい指導、強制、罵声、罵倒などまるで暴君のような立ち振る舞いでした。

自分では悪いことだと認識していても部下の体たらくや主体性の無さを目の当たりにすると指摘せずにはいられない、その点ではかなり厄介な上司だったと思います。

逆に主体性を持ちチャレンジ精神が豊富な人材については全面的にバックアップをすることは大前提でミスをしても責めたりはしないという考えでいました(これは今でも)。人間の成長の裏には必ず失敗が背中合わせにあるというのが持論で、失敗は愚か何もせず無気力に働く人に対してはかなり厳しい、度を越えた指導を繰り返し、遂には部下を退職に追い込む、という流れです。その際には自分自身が失敗していることへの意識は薄く、「あんな奴は社員としては置けない」などとごまかして来たのです。

実際にそう言った部下たちの中には恣意的に不正行為を働き、会社に甚大な損害を与えた人間も多く含まれていたため、会社からは特に退職に追い込んだことへの処罰もなく、全てを任されていた感じです。

ただ、組織として「これではいけない」というのは年々意識が高まり、これまで部下たちに求めていた事を全て自分で背負い、怒りの矛先を自分に向ける事に意識を集中させていきます。

と言うのも、過去6年ほどやってきて成果が上がるどころか人がどんどん少なくなっているわけですから100%自分のやり方に問題があり、周りを変えようと100%の力で必死にやるより、「自分が変わった方が早い」と強く感じたからです。一気に考えが変わったわけではなく、6年間の中で徐々に変わっていったと言うのが実際のところです。

今では仕事でイライラすることもなく、部下の中でも主体性をもって働き始める人材も数名出てきて人間関係も良好です。そこで初めて腹に落ちます。人を変える事は非常に難しいが、自分が変わるのは比較的簡単なんだと。気が付けば周りにも変化が見られ、気合100%で叫ぼうが怒鳴ろうが動かなかった部分が簡単に動くようになっていました。

という事で私の恥ずかしい過去の話はこれくらいで勘弁してもらって、部下を動かす上でやってはいけないこと10選を私なりにまとめたので皆さんの参考になれば。

1、部下をお前呼ばわりしてしまう

部下も一人の人間です。敬意を払いしっかり目を見て名前を呼びましょう。ほんとこれ大事です。

2、部下の意見を全否定して自分の意見を押し通す

これは本来持っている部下の主体性を削り取る行為です。例え的外れな言葉でも時間を掛けて正しい方に導いてやることが大事です。仮に本人がどうしてもそうしたいと言う事であれば失敗した時には全力でフォローしてやれば部下の成長が促せます。ここで全否定をしてしまうと今度はこちらからの指示にも従わなくなることも増え、たちまちガバナンスが効かなくなって生産性を大きく落とします。これもマジで大事。

3、部下のミスに対する責任から逃げる

部下のミスは上司の責任です。これから逃げると部下も同じように逃げ出すようになってしまいます。成果を上げるにはリスクは付き物です。逆に全力でフォローに回ればそこで初めて部下も反省をし、今後のスキルアップに寄与します。良く居ますよね、逃げる上司(笑)

4、部下からの報告に対して叱る、怒る

会社を揺るがすようなとんでもない報告が部下から入ったとしてもその場で叱ってはいけない。そんな重大なことであれば一旦電話を切って落ち着いてから対応しましょう。叱らなければならないのはこの報告を部下が故意に隠蔽した時です。これは真剣に叱りましょう。報告して怒られたら部下は次から隠蔽するようになります。これも大事ですよね。

5、信頼関係ができていない部下とのLINE,メールでやりとりする

部下との関係が悪い時にこう言ったツールを使うと、だいたいが仕事時間外にネガティヴなLINEなどが夜な夜な送られてきてこちらが病んできます。また、会って話した時には何も言わなかったのにいきなり真逆の事をメールして来たり、なかなか良いことはありません。日常的にコミュニケーションが取れている人とだけ使い、取れていない人とはまずは会ってちゃんと話を聞いて上げてから活用しましょう。

6、「ありがとう」、「ごめん」を言わない

これは上司、部下に限らずまずは一人の人間として(笑)。ですが、ストレスが溜まると全く言えなくなる時もあるかと思います。部下の不満もそうですが、自分自身の不満もあるのでお互いに挨拶やお礼、お詫びと言うのは大きな声で言い合うのが大事ですよね。

7、「挨拶がそっけない」と思われる態度をとる

上司だからと言って偉そうに振る舞うのはNG。逆に部下からの挨拶が元気ないなと思ったら、「どうした?体調悪いのか?」などと気遣ってあげる姿勢を貫きましょう。ほんと挨拶というのは人間の印象を決めるほど重要なコミュニケーションなので、これをしっかり出来ると話もしやすくなりますよ。

8、部下の前で他の社員の評価を易々としてしまう

何てことは無い世間話の中で、他の部下の話になったときに、例えば冗談でも悪口を言う、もしくは最近成長した、などは余り言うべきではない。人づてに伝わる話と言うのは良いことも悪い事も尾ひれがついて伝わります。些細な言葉でも自分が知らない内に嫌な形で本人に伝わり大きな魚となって襲い掛かってくることもしばしば。私も何度巻き込まれたことか・・・。

9、部下からの電話に出ない、折り返しもしない

これは結構巷ではある話です。上司も忙しいのは部下も重々承知しているが、緊急の際には必ず電話をしますよね。出れないことはあるとは思いますが、一日経っても折り返しも無い、となると完全に不信感しか残りません。部下も助けを求めて連絡をしているというのを上司は忘れてはいけません。

10、飲みの席に誘い説教してしまう

飲みの席は楽しく。仕事を忘れてプライベートの話でもして盛り上がるべきですよね。間違っても「俺は昔どうのこうので~」、「俺らの時代はどうたらこうたら」みたいな周りに聞かれてもいないプチ武勇伝を聞かされた日には部下はたまりません。そしてフィナーレとして説教が待っているなんて来たらもーどうにもこうにも二度と酒の席を共にしたくないですよね。上司として信頼を得ていれば部下の方から興味を持って聞いてくれるようなところは自分から先に言うべきではありません。また、聞かれても安易に答えず、の方がなんか男らしいし(笑)。年代が離れていればいるほど、昔と今は違う、と言う感情が若い人にはあります。酒の席では80%は部下の話を聞きましょう。我々は役員や社長などに聞いてもらえば良いんです。

ひとまずこんなところですかね。私はちなみに3,9以外はすべて当てはまる上司でした。自分で書いててマジで恥ずかしい限りですが、当時の私は仕事に全力投球していた事もあり、周りに対して業績や仕事に対する姿勢について求めすぎていた感は否めません。今は肩の力を抜いて全てを客観的、俯瞰的に見れる視野が確保できたので腹が立つことが減ってきて、思い起こしたら上記の10項目が浮かんできました。

今は若い世代の方たちがどんどん出世しやすい環境にもなってきて、多くの20~30代の方が部下を沢山従えて大きな責任を負う、と言う時代です。こんな半端なオヤジの経験がどれほど刺さるかは微妙ですが、一人でも多くの人に参考にしてもらい、ハッピーなサラリーマン人生を送れればと思います。

それではまたまたー。

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